きっかけの本。
先日、待ちに待った本が発売されました!
遠藤さんは、とっても素敵なセンスのフードスタイリストさん。
元々は、私が今働いているオーガニックワインのお店で2年ほど前に出会いました。
その頃からお店のポスターを撮られたり、雑誌のスタイリングのお仕事をされていらっしゃいましたが、今回初の著書本を出版されたのです!!
遠藤さんとのご縁があって、この本の調理のアシスタントをさせていただきました。
撮影は昨年10月。
キッチンスタジオで半日近く立ちっぱなしで料理をしたり、
調理設備のないハウススタジオの撮影の日には前日夜から当日早朝に調理して現場に持って行ったり、
好きなうつわのことも目に入らないくらい何時間も床に座って荷物の梱包をし続けたり。
このお仕事を機に本当にたっくさんいろんなことを勉強しました。
大変だったけど・・・、
「やっぱり料理って楽しい!!」
撮影が終わって一番思ったことはそのことでした。
この本のお仕事を通じ、同じ年代でいろんなかたちで料理と関わっている人たちとの出会い。
みんなで真剣に1つのものをつくりあげる達成感。
そしてなによりも大好きな料理を作る楽しさ。
たくさんのことを感じて、やっぱり自分の大好きな料理とワインを提供していける人になろう!と決めました。
ワインアドバイザーを受験してから学校というものから遠ざかっていた私ですが、
撮影終了後、料理学校に入学。
あの時思いきったなぁと思いつつ(笑)、既にその学校生活も5ヶ月目。
卒業まであと4ヶ月。
入学以来、
「その千切りは短冊切りです。」
「そのみじん切りは粗みじんです。」
「そんなに遅く魚さばいてたら魚温まりますよ。」
「塩足りないですね、味しません。」
・・・料理をしてきたと勝手に思っていた私は、衝撃をたくさん受けましたが(笑)、
基礎を学んで、きちんと「料理」に向き合えたことが本当によかったと思っています。
味がどうこうという前に、料理に向かう姿勢を大切にすること、食材を大切にすること、道具を大切にすること。
それは学校が繰り返し教えてくれた財産です。
きっかけとなったこの本を見て、改めてがんばろう!と思うのでした。
きっかけをくれた遠藤さん、一緒にこのお仕事をしてくださった皆様に感謝。
この本は、うつわを日々の暮らしの中に取り入れるはじめの1冊としてとてもわかりやすく遠藤さんが紹介している本です。ぜひ手に取ってみてください!
そう、やっぱり料理は楽しいのです!そしておいしい〜。
このブログにもこれから少しづつレシピをのせていこうと思います!